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スリッパをはいている人
2023.01.16

電気式床暖房とは?メリット・デメリットを紹介

電気式床暖房のメリット・デメリット

床暖房にはいくつか種類がありますが、電気で発熱させる床暖房を「電気式床暖房」と言います。
一方、「温水式床暖房」とは温水パネルを使用して部屋を暖める床暖房のことを指しています。

電気式床暖房の導入を考えている方にとっては、どのようなメリット・デメリットがあるのか気になるのではないでしょうか。
今回は、温水式床暖房と比較しながら電気式床暖房のメリットとデメリットについて紹介します。

●電気式床暖房のメリット
電気式床暖房は比較的簡単に設置できるため、リフォームに適しているというメリットがあります。
温水式床暖房は配管工事や熱源設備の設置を伴うので、工事の規模が大きくなりやすいです。

その結果、温水式床暖房に比べると初期費用が安くなります。
特に重ね張りを用いることでコストを抑えられるでしょう。

また、メンテナンスがあまりかからないのも電気式床暖房の特徴です。
温水式床暖房では不凍液の交換が必要となるため、電気式床暖房の方が扱いやすいです。

●電気式床暖房のデメリット
メリットが多い電気式床暖房ですが、電気代が高くなりやすいことが電気式床暖房のデメリットです。
導入コストは安いですが、長期的に見ると温水式床暖房の方がランニングコストが安くなる場合もあるでしょう。

また、電気式床暖房には温水式床暖房よりも立ち上がりが遅いというデメリットもあります。
例えば、スイッチを入れてから床暖房が30度になるまでに2時間ほど掛かってしまう場合があります。

エアコンと電気式床暖房はどっちがいい?

エアコンのスイッチを入れている様子

一般的な暖房器具として、エアコンの暖房があります。中には、「エアコンと電気式床暖房ではどっちがいいのか?」と疑問に感じている方もいるでしょう。

結論から言いますと、使い分けたり併用したりするのが最適だと考えられます。その理由は、エアコンと電気式床暖房では温まり方が異なるからです。

電気式床暖房は足元から温めますが、エアコンは上部から風を送って部屋を暖めます。そのため、電気式床暖房は足元が温かくなるのに対し、エアコンは部屋全体が温まるのです。こうした特徴から、シチュエーションに応じて使い分けたり、併用したりするといいでしょう。

電気式床暖房のリフォーム例

室内で温まっている女性 フローリングの様子

電気式床暖房のリフォームに必要な費用は、1畳あたり5~8万円が相場となっています。
設置方法には、「既存のフローリングの上から設置する方法」と「既存のフローリングを外して設置する方法」の2種類があります。
前者の方法ではフローリングを外す工数が掛からないため、施工日数が短く、コストも掛かりにくいです。

相場についてお伝えしましたが、実際どれくらいかかるのか気になる方もいるでしょう。
そこで最後に、電気式床暖房のリフォーム例をご紹介します。
リフォーム例を参考にすることで、施工日数やリフォーム費用について把握できるでしょう。

例えば、リビングのフローリングの上に約9畳の電気式床暖房を設置すると、リフォーム費用は50万円前後になります。
既存フローリングの上から床暖房を施工する方法なら、施工は1日で完了するでしょう。

一方、全面張り替えの場合は同じ約9畳の設置でも60万円前後になります。
フローリングの張替え作業が発生するため、施工日数は3~4日程度かかると考えられます。

このように、電気式床暖房のリフォームは施工面積や設置方法によって費用や施工日数が左右されます。
リフォームの際は見積もりをもらい、予算内で実施できるか確認しましょう。

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