住宅コラム

戸建ての維持費はどれくらい?必要な費用や目安も紹介

住宅購入コラム
2025.04.11

戸建てに必要な維持費

戸建てを長期間快適に住み続けるためには、定期的な維持費が必要です。
修繕費、税金、保険など、さまざまな費用がかかります。
それぞれの費用について具体的な目安を把握し、計画的に準備することが大切です。

そこで今回は、戸建てに必要な維持費について解説します。

●修繕費
修繕費は、建物の美観や性能を保つために必要なメンテナンスやリフォームにかかる費用です。
新築住宅に入居した場合、最初の10年は大きな修繕が少ないことが多いですが、10年目以降には屋根や外壁、設備の点検・修繕が必要になります。

修繕費は住宅の状態や築年数、使用する材料によって異なりますが、計画的に積み立てておくことが重要です。
平均的な修繕費は年間15万〜20万円が目安とされていますが、築年数が進むほど費用が高くなる可能性があります。

●税金
戸建てを所有する際に必要な税金は主に固定資産税と都市計画税です。
固定資産税は毎年1月1日時点で所有している土地や建物に課税され、すべての地域で対象となります。

一方、都市計画税は市区町村が定める「市街化区域内」にある土地・建物にのみ課税されるため、地域によって異なります。
税額は不動産の評価額に基づいて決まり、固定資産税と都市計画税を合わせた金額は年間数万円から数十万円程度となることが一般的です。

●保険
戸建て住宅の保険には主に火災保険が含まれますが、近年では自然災害の増加に伴い、地震保険をセットで契約するケースが一般的です。
保険料は、住宅の所在地や建物の構造、補償対象、保険期間、特約の有無などによって大きく変動します。

例えば、都市部と地方、木造と鉄骨造では保険料が異なり、地域によっては風水害などのリスクも考慮されます。
保険の選び方や内容をよく理解し、適切なプランを選択することが大切です。

目安が知りたいなら専門家に相談するのが効果的

専門家に相談するのイメージ

戸建て住宅の維持費には修繕費、税金、保険などがあり、地域や住宅の条件によって金額が大きく異なります。自分の住宅に合った維持費の目安を知りたい場合は、建築会社や不動産会社の担当者、税理士、保険会社に相談することが効果的です。専門家は自宅の状況や条件に基づいた具体的なアドバイスを提供してくれるため、計画的に費用を準備し、支払い時期に慌てることなく対応できます。

修繕費の目安や平均

点検のイメージ メンテナンスのイメージ

戸建て住宅の修繕費は、築年数に応じて異なりますが、平均的に年間15万〜20万円を積み立てておくことが推奨されます。
修繕が必要になるのは平均で36.8年後で、その際の費用は平均532.1万円です。

住宅が古くなるほど修繕費が高くなる傾向があり、築50年を超えると木造住宅では630万円程度に達することもあります。
修繕費の積立を計画的に行い、予期しない出費に備えましょう。

今回は、戸建てに必要な維持費について解説しました。
それぞれの費用をしっかり把握し、計画的に準備することで、安心して長く住み続けられます。
ぜひ参考にしてみてください。

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