住宅コラム

東林間に住んで感じたリアルな住み心地|ファミリー目線でメリット・デメリットを紹介

地域ライターレポート
2026.05.19
東林間駅

東林間は、小田急江ノ島線沿線に位置し、相模大野や中央林間に隣接する住宅エリアです。町田駅までは約5分、新宿・渋谷など都心へのアクセスも良好な立地にあります。

こうした利便性がありながら、実際に街を歩くと全体的に落ち着いた雰囲気で、ファミリー層の姿も多く見られます。東林間を率直に表すと「静かな環境で暮らしたい方に向いているエリア」です。

一方、実際に住んでみて初めて分かることも少なくありません。利便性だけでは語れない部分もあります。このコラムでは、小学生と幼稚園児の子どもを持つ家族4人で暮らしている視点から、東林間のリアルな住み心地や正直な感想をお伝えします。

東林間ってどんな街?落ち着いた住宅街とほどよい利便性

東林間は派手さこそないものの、生活のしやすさと静かな住環境が共存している街です。

2024年度のデータでは、東林間駅の1日平均乗降人員は約20,438人。近隣の相模大野駅(約117,000人)や中央林間駅(約91,000人)と比べると規模感は控えめで、その分、駅周辺はゆったりとしています。

出典:小田急電鉄 駅別乗降人員

駅名

1日平均乗降人員(人)

全70駅中乗降人数順位

東林間駅

20,438

47位

相模大野駅

117,415

9位

小田急相模原駅

52,578

20位

中央林間駅

91,179

12位

大型商業施設はありませんが、その分、街全体の静けさが保たれています。近年は人口が増加傾向にあり、ここ数年で戸建て住宅も目に見えて増えました。新しく引っ越してくる家族もよく見かけるようになり、以前より子育て世帯が増えているという印象が強くあります。

アクセス|都心・主要エリアへの移動もスムーズ

東林間駅

東林間駅は小田急江ノ島線沿線にあります。隣の相模大野駅で快速急行に乗り換えれば、東林間から新宿まで最短約37分。また、中央林間駅で東急田園都市線に乗り換えると、始発で渋谷まで最短約47分でアクセスできます。

町田駅へは約5分と近く、買い物や外食の選択肢は十分あります。また片瀬江ノ島方面へも乗り換えなしで行けるため、週末に海へ出かけることもできます。個人的には、このアクセスの良さが東林間の一番の強みだと思っています。

東林間は生活のしやすさが魅力

東林間のメリットとして真っ先に挙げたいのが、アクセスと住環境のバランスの良さです。町田や相模大野にすぐ出られる一方で、駅周辺も落ち着いていて騒がしすぎない。このほどよさが長く住んでいても飽きない理由かもしれません。

幼稚園や保育園、学校も複数あり、子育て世帯にとっては安心して生活できる環境だと感じています。

日常生活は駅周辺でほぼ完結

食料品や日用品を買うためにわざわざ遠くまで行かなきゃいけない、というストレスが少ないのは、地味ながら毎日の積み重ねで大きく効いてきます。

スーパー三和東口

スーパー三和西口

駅の東口・西口それぞれにスーパー三和があり、帰宅ルートに合わせて使い分けができます。食料品から日用品まで、基本的には駅周辺で揃うので生活動線がシンプルです。

東口の三和にはダイソーも入っており、ちょっとした日用品はここで解決できます。また駅にあるドラッグストア・クリエイトは品揃えも豊富でお手頃価格。仕事帰りにサクッと立ち寄れるのが助かります。

飲食店については、チェーン店よりも個人経営のお店が多く、街に独自の個性があります。詳しくは後述しますが、外食の選択肢が思ったより豊富なのも住んでみて気づいた良さのひとつです。

自転車移動もしやすい地形

東林間駅から国道16号方面へ向かう一部の道には坂がありますが、基本的には平坦な道が多く、自転車での移動がしやすい地形です。子どもを乗せて幼稚園の送迎をしていても、大きな負担に感じたことはありません。スーパーへの買い物や近所の公園への移動も、自転車があれば十分こなせます。

基本的には静かで落ち着いた住環境

東林間の住宅街は全体的に穏やかな雰囲気で、駅周辺でも騒がしさを感じる場面はほとんどありません。夜は特に静かで、子どもを早い時間に寝かしつけたい家庭にとってはありがたい環境です。

ただし、国道16号線に近いエリアでは車の走行音が気になる場合があります。また、厚木基地の影響で日によっては飛行機の音が聞こえることも。これは後述するデメリットの項目でも触れます。

よく利用するお店|個人店と飲食店が充実

東林間はチェーン店より個人店が多く、街に独自の個性があり、街歩きの楽しさがあります。

焼鳥 炎家

炎家

ランチ営業もしており、子連れでも入りやすい雰囲気があります。地元の常連さんが多く、アットホームな空気が魅力です。家族でのちょっとした外食に重宝しています。

マイクス

本格的なメキシコ料理が楽しめるお店で、週末は外国人のお客さんも多く訪れます。東林間でメキシコ料理が食べられるとは思っていなかったので、最初は驚きました。本格的なメキシコ料理が好きな方にはぜひ試してほしいです。

オールドヒッコリー

オールドヒッコリー

本格ピザが人気のお店で、キッズスペースがあるのが子育て世帯にとって嬉しいポイントです。子どもを遊ばせながら食事ができるので、週末のランチによく利用しています。

ティールーム バートン

ティールーム バートン

素敵な洋館の外観が印象的な喫茶店です。落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせるため、気分転換したいときや来客があったときに連れて行くことが多いです。

個性的な雑貨店も点在

ナツメヒロ

うみねこ博物堂

ハイカラ雑貨店「ナツメヒロ」や「うみねこ博物堂」など、個性的なお店も点在しています。特別に目的があるわけでなくても、ふらっと立ち寄りたくなる雰囲気があります。こういった店がある街は、住んでいて楽しいと感じます。

水道道は安心できる散歩コース

水道道

地元住民に愛されている散歩道に水道道(横浜水道道)の存在があります。車が通らない歩行者・自転車専用の道が続いており、子どもと一緒に安心して歩ける散歩コースとして地元でも人気があります。

幼稚園・保育園・小学校も多くあり、教育面での選択肢も一定程度あります。習い事については種類が限られる部分もありますが、町田や相模大野まで出ればほとんど揃うため、実生活で困ったことはあまりありません。隣駅の相模大野には中等教育学校もあり、中学受験も盛んな地域でもあります。

地域一のイベント、東林間サマーわぁ!ニバル

毎年8月に開催される「東林間サマーわぁ!ニバル」は、街を代表する阿波踊りのイベントです。例年2日間で約12万人以上が訪れるといわれており、普段は静かな街が一気に活気に包まれます。

6つの地元連の他にも、様々な地域の連が集まり圧巻の阿波踊りが披露されます。沿道に並んで踊り手を眺める一体感は独特で、子どもたちも毎年楽しみにしています。地域のつながりを感じられる貴重な機会です。

正直なデメリット|車移動と道路事情、騒音は要チェック

住みやすい街ではある一方で、事前に知っておきたい点もあります。

道幅が狭い場所が多く、近隣の主要道路は渋滞も発生しやすい

住宅街の中には道幅が狭い路地も多く、対向車とのすれ違いに気を使う場面があります。暗黙の了解で、すれ違いするスペースも決まっていることがあり、特に慣れないうちはストレスを感じることも。軽自動車や小型車であれば問題ないケースがほとんどですが、大きめの車に乗っている方は少し注意が必要です。

また、国道16号や近隣の主要道路の県道50号・51号は時間帯によって渋滞が発生しやすく、特に朝夕のラッシュ時は動きが鈍くなります。車通勤の方は事前に道路状況を確認しておくと良いでしょう。

娯楽施設・大型商業施設が少ない

東林間には映画館やショッピングモールといった娯楽施設がないため、休日に遠出したい気分になることがあります。子どもたちへの家族サービスとなると、必然的に町田や相模大野、または車で何処かに行きがちです。

ただ、電車で5分の町田はもちろん、車で15分ほどの距離にはイオンモール座間や南町田グランベリーパークがあり、まとめ買いや休日の外出先には困りません。むしろアクセスが良いぶん、使い勝手は良いと感じています。

飛行機の騒音は事前確認を

厚木基地が近いため、日によっては飛行機の騒音が聞こえます。騒音の元になっていた部隊が2018年に移駐したこともあり、騒音問題は大幅に改善されておりますが、戦闘機の音は想像以上ですので、事前に把握しておいた方が安心です。

どんな人に東林間はおすすめ?

東林間はある種「向き不向きが分かれる街」です。合う人にはとても合うし、合わない人には物足りないと感じるかもしれません。

おすすめできるのは、以下のような方です。

  • ・ファミリー層・子育て世帯
  • ・静かな住環境を重視する方
  • ・都心へのアクセスを確保しつつ、落ち着いた場所で暮らしたい方
  • ・周辺エリアより土地価格を抑えたい方

一方、駅前の活気や夜の飲食・娯楽を重視する方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。その場合は相模大野や町田を拠点に選ぶほうが合っているかもしれません。

東林間は「ちょうどいい暮らし」ができる街

総評として、東林間は住居のバランスが取れている、ちょうどいい暮らしができる街だと感じています。派手さはないけれど、日常生活に必要なものはひと通り揃っており、落ち着いた環境でゆっくり暮らすことができます。

都心に出やすい立地でありながら、帰ってくるとホッとする静けさがある。子育て世帯にとっても安心できる環境があり、長く住むほどその良さが染みてくる街です。

もちろんデメリットもあり、すべての人に向いているわけではありませんが、「静かな暮らし」と「ほどよい利便性」を両立させたい方には、東林間は十分おすすめできるエリアです。これから移住を検討している方の参考になれば幸いです。

【イーカム編集部より】

子育て世帯ならではの目線で、東林間の暮らしをていねいに綴っていただきました。スーパーの使い分け、自転車での送迎、週末の過ごし方――12年間の日常の積み重ねから生まれたエピソードは、移住を検討している方にとってリアルに響くのではないでしょうか。

「派手さはないけれど、長く住むほど良さが染みてくる」。そんな街が東林間です。数字やデータだけでは伝わらない、暮らしの質の高さをこの記事から感じていただけたなら幸いです。

記事内でご紹介いただいたスポットの場所は、下記の地図をご参照ください。

① 東林間駅
日用品
② スーパー三和 東口
③ スーパー三和 西口
飲食店
④ 焼鳥 炎家
⑤ マイクス 東林間店
⑥ オールドヒッコリー 東林間店
⑦ ティールーム バートン
雑貨店
⑧ ハイカラ雑貨店 ナツメヒロ
⑨ うみねこ博物堂

東林間エリアで物件をお探しの方は、ぜひイーカムの物件情報もご覧ください。静かな住環境と都心へのアクセスを両立できる東林間で、あなたにぴったりの住まいをご紹介しています。

物件一覧はこちら
Tim

Tim

家族構成:家族4人暮らし(小学生、幼稚園児)
居住年数:東林間12年
自己紹介:結婚を機に賃貸で東林間に移り住み、子ども2人を出産したのちに、戸建て住宅を購入。東林間の利便性だけではなく、治安の良さや子育て環境に満足しています。

家族構成:家族4人暮らし(小学生、幼稚園児)
居住年数:東林間12年
自己紹介:結婚を機に賃貸で東林間に移り住み、子ども2人を出産したのちに、戸建て住宅を購入。東林間の利便性だけではなく、治安の良さや子育て環境に満足しています。

見学予約ができる物件を探す 物件検索 まずは無料相談 無料相談
無人内見システム 好きな時にスタッフなしで自由に見学