「IoT住宅」という言葉を聞いたことはありますか?
IoT住宅とは、設備や家電をインターネットと連携させた住宅のことです。
そもそも「IoT」とは「Internet of Things」の略で、モノとインターネットを繋ぐことを意味しています。
技術の進歩により、近年では家電とインターネットを繋げられるようになりました。
そこで今回は、IoT住宅のうち4つの事例をご紹介します。
●スマートロック
スマートロックとは、自宅の扉を自動的に開閉できるシステムのこと。
スマホなどのデバイスと連携させることで、カギを使わないで開閉できるようになります。
そのため、カギを取り出す手間もなくなり、カギを失くしたり落としたりする心配もありません。
開閉方法はシステムによって異なり、タッチ式のものや音声認識に対応しているものもあります。
●スマートリモコン
スマートリモコンとは、赤外線タイプのリモコンをスマホから操作できるようにするアイテムのことです。
スマホリモコンがあれば、自宅にあるリモコンを1台に集約することができます。
従来は、テレビやエアコン、扇風機、照明などに対してそれぞれのリモコンがありました。
リモコンを失くしてしまうと家電を操作できないといった煩わしさがありましたが、スマートリモコンがあれば紛失の恐れがなく、管理が簡単になります。
●ネットワークカメラ
ネットワークカメラは、インターネットに接続できるカメラのことです。
家庭で使用する場合、お子様やペットの見守り役として活用することができます。
スマホから操作することでリアルタイムの映像を確認できるため、安心して外出できるようになるでしょう。
また、製品によっては話しかけることもできます。
●IoT宅配ボックス
最近ではインターネットに接続できる宅配ボックスも存在します。
これはスマホから遠隔操作で開けることができ、好きなタイミングで荷物を受け取れるといったメリットがあります。
再配達してもらう必要もないので、従来に比べて荷物を受け取りやすくなるでしょう。
また、IoT宅配ボックスがあれば宅配業者が来た際も、わざわざ外に出る必要がありません。
そのため、犯罪被害を防ぐ効果も期待できます。