新築住宅を長くキレイに保つポイントは、定期的なメンテナンス。
10年毎にプロにお願いするメンテナンスも重要ですが、それ以上に大事なのが普段の使い方。
例えば、キッチンの油汚れを長年放置しておくと落ちづらくなりますが、毎日こまめに掃除していれば大規模なメンテナンスは必要なくなります。
それと同じように、普段から自分たちでできるメンテナンスをこまめに行うことにより、住宅の寿命は大きく変わってくるのです。
自分でできるメンテナンスには、以下のようなものがあります。
●床
最近ではフローリングの床が多いですが、フローリングに水は厳禁。
水がこぼれた時などはすぐに拭き取るようにしましょう。
また、1〜2ヶ月の割合で床用ワックスなどをかけることで、キレイな状態が長持ちします。
●壁
壁紙は基本体にハタキをかける程度で十分ですが、クロスが剥がれてきてしまった時などは早めの対応が重要。
放置しておくと、どんどん剥がれていってしまうので、剥がれた部分のホコリやゴミを丁寧に取り除いて市販の接着剤で補修するようにしましょう。
●配水管
普段使っていると、どうしてもゴミや髪の毛などが溜まってしまいます。
でも、配水管が一度詰まってしまうと、修理はプロに頼むしかなく大きな工事が必要となってしまうこともあります。
そのため、ゴミや髪の毛などはなるべく流さないように注意しましょう。
また、定期的にパイプ洗浄剤を使って、できるだけキレイな状態を保つことが大切です。
●外壁
外壁は基本的に汚れが目立ってからの対応でOKです。
水をかけて柔らかいブラシで擦るだけで十分洗浄できます。
ただし、壁によっては高圧洗浄を行うと傷ついてしまう可能性があるので要注意。
住宅メーカーなどに事前に確認して、どのようなメンテナンスが適しているかを確認しておくと良いでしょう。
このように、住まいのメンテナンスはまず「キレイに使うこと」「トラブルを見つけたら、放置せずにすぐに対応すること」が鉄則。
日頃からしっかりチェックしておけば、メンテナンスに対する意識も変わりますし、キレイな状態を保つことで、よりご自宅に愛着が湧いてきますよ。
定期的にご自宅全体をチェックする習慣づけをぜひ行ってみてください。