念願のマイホームを購入する際、ほとんどの方が住宅ローンを利用することでしょう。
住宅ローンを申し込む時は金利や条件なども気になりますが、それよりも一番気になるのが「住宅ローンの審査に通るかどうか」ですよね。
もちろん、事前に住宅ローン審査は行うので「いざ買おうとしたら借りられなかった…!」ということは少ないのですが、それでも事前に通りやすいのかどうか心の準備はしておきたいものです。
一般的に住宅ローン審査の対象となるのは以下のようなポイントだと言われています。
1)年齢
仮入時および完済時年齢はほとんどの金融機関が重視するポイントです。
元気に働けるうちに返してほしいということなのでしょう。
ちなみに、現在は完済時年齢は80歳までというのが目安だそう。できるだけ早めに借りておきたいですね。
2)健康状態
こちらも返済に関わってくるため、重視している金融機関がほとんど。
保険の加入ほど厳密に健康状態を調べられることはありませんが、病気や通院の状況を告知する必要があり、健康状態が悪いと団信に加入できません。
すると、団信に加入できないため住宅ローンの審査が通りづらくなってしまいます。
3)年収・勤続年数
年収はダイレクトに返済能力があるかの確認のためですね。
しかし、年収の条件は意外と高くなく、多くの金融機関は年収が「100万円以上」または「150万円以上」で融資OKとしているそう。
年収はどちらかというと、融資の可否よりも融資額への影響の方が大きそうです。
また、勤続年数は安定して返済していけるかどうかの目安。
長い方がもちろん有利ですが、こちらも「1年以上」を目安にしている金融機関も多く、そこまで条件は厳しくなさそうです。
4)家や土地の担保評価
住宅ローンを借りる際は、家や土地に担保として金融機関の抵当権が付けられるのが一般的です。
その担保評価が融資額や融資条件に影響してくる場合があると言われています。
上記の条件はほとんどの金融機関でチェックされる項目ですが、条件は各金融機関によって様々。
ある金融機関で審査落ちしても、別の金融機関ならすんなり融資OKが出たというケースもあるようですよ。