最近では庭のない戸建ても多いですが、コロナ禍の“おこもり生活”で見直されてきているのが、庭のある生活です。
外出自粛が続くと、外に出て気分転換をすることもできず、気分も落ち込みがちです。
また、子どもたちも室内では思いっきり遊べないため、体を動かせずにストレスを溜めてしまった子も多いでしょう。
そんな時、おうちに庭があったらどうでしょうか。
例えば、いつもの昼食を庭で楽しむようにすればピクニックのような気分が楽しめたり、庭にテントを貼ってキャンプ気分を楽しんだり。
庭があることで、自宅内でも環境の変化が楽しめ、“おこもり生活”もより明るいものになるのです。
また、近年では半屋外の環境も注目を集めています。
半屋外とは、その名の通り、屋内と屋外の中間的な場所です。昔からの日本家屋にある縁側は、まさに半屋外そのもの。
ウッドデッキを設け大きな窓をつけて開放的な空間にしたり、屋根付きのテラスを設けて雨でもゆっくりできるスペースを確保したり。
天候に関わらず、緑を眺めながらゆっくりできるスペースが家にあれば、自宅での過ごし方がより充実しそうですよね。
半屋外を取り入れやすい場所としては…
●玄関
季節の植物を飾ることで、四季の移ろいを感じられ、また来客を迎えるにもピッタリのスペースになります。
●リビング
緑が見える広く開放的な空間は、まるでレストランの一室のよう。そのような環境で食事をすると、いつもの食事もより一層美味しく感じられます。ウッドデッキに屋根をつけ、日差しや雨の心配をせずにお庭ランチを楽しむのも良さそうです。
●水回り
洗面台などの水回りは閉じられた空間をイメージしがちですが、大きなガラス窓に中庭のような空間が隣接していると、明るく開放的な印象に早変わりします。
などなど。
おうちで過ごす時間が増えているからこそ、多様な過ごし方を可能にする庭や半屋外を取り入れたいところ
。これから戸建てを建てたいと考えている方、リフォームを考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。