住宅購入の際にエリアを選ぶ時、一番重視するべきは、やはり住みやすさや利便性。
住宅は長く住むものだからこそ、暮らしやすいという点はかなり大きなポイントとなるでしょう。
しかし、頭の片隅に置いておいた方が良いのは、一生涯住み続けない場合があるということです。
様々な事情により転居を余儀なくされたり、同居することになったり、と住まいを移る可能性は大いにあり得ます。
そうなると、元の住居は売却したり賃貸に出したりする可能性があるのです。
その際、買った金額よりも大幅に低い金額になってしまったら…。
投資物件でもない限り、最初から運用ありきで考えることではありませんが、将来的に売却や運用することになっても、なるべく損をしないよう、どんな土地の価値が落ちづらいか・価値が上がりやすいかを事前に知っておくと良いでしょう。
●最寄駅からの距離や公共交通機関の利便性が良い
出勤や通勤、買い物などを考えると、やはり多くの人が利便性の良さを求めています。
自分たちが暮らしやすいという点はもちろん、将来的な価値を考えても利便性は良いに越したことはなさそうです。
●日常的な買い物施設、飲食店などへのアクセスしやすい
利便性にも通じますが、毎日の買い物が遠くまで行かないといけないとなると、とても暮らしやすいとは言えません。
近くにスーパーなどがあるという点は生活するうえで大切です。
●地震・台風などの自然災害に対する安全性が高い
天災が多い昨今では、土地そのものの安全性に着目する人も増えています。
安全性の高い場所は、それだけで土地の価値も高まります。
●再開発が行われ、街並みがより豊かになる
古くからある街並みなどに多いのですが、都市再開発が行われて、ショッピングスポットなどが増えると土地の価値はグンと上がります。
場合によっては、購入した時よりも高額になる可能性も。
資産価値があるというのは、そこに住みたいと思う人が多いということ。
そういう意味では、自分たちが住む土地選びと条件はあまり変わらないため、難しく考えすぎる必要はありません。