住宅コラム

持ち家・戸建てのメリットを徹底解説!家購入前に知っておきたいポイント

住宅購入コラム
2025.05.26

家を購入することは、人生における大きな節目の一つです。「結婚を機に家を買いたい」「子どもの進学に合わせて、賃貸から戸建てに引っ越したい」など、理由は人それぞれ。

持ち家には長期的な視点でのメリットが多く存在します。「賃貸と持ち家、どっちがいい?」「家を買いたいけど、戸建てかマンションか迷っている」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

 戸建てならではの暮らしやすさ

戸建ての良いところは、「自分の家だからこその暮らしやすさがある」こと。賃貸では、居住空間が近隣住民と近かったり、共有スペースがあったりと、周囲の住民を気にすることが多いです。

戸建てであれば、所有している土地がすべて自分の財産なので、自分らしい・自分にあった暮らし方をしやすいでしょう。

騒音を気にせず暮らせる安心感

上下階や隣室との壁を共有しない戸建ては、生活音によるストレスが少ないのもポイント。小さなお子さまがいる家庭や、音楽・映画鑑賞を楽しみたい方にもおすすめです。

駐車スペースが確保しやすい

戸建て住宅では敷地内に駐車場を設けるケースが多く、車移動が多いご家庭には便利です。駐車場代もかからず、長期的なコストメリットもあります。

自由度の高い間取り・リフォームが可能

戸建て住宅の最大の魅力のひとつは広い空間を使いやすく、間取りやリフォームの自由度が高い点です。子ども部屋を仕切るなど、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。

 

費用の控除や、資産価値など金銭的なメリット

持ち家は住んでいる間だけでなく、その後の資産としても価値が残ります。所有財産としてや、金銭的にもメリットがあります。

住宅ローン控除など税制優遇がある

住宅ローン控除や固定資産税の減免措置など、持ち家を持つことで受けられる税制上のメリットもあります。マイホームに関する制度を用いることで、家計の負担を軽減する効果も期待できます。

参考:No.1211-1 住宅の新築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)| 国税庁

参考:マイホームを持ったとき | 国税庁

資産としての価値が残る

持ち家は住宅ローン完済後は住居費がほぼ不要になるのが魅力。賃貸住宅と違い、将来にわたって住む場所が確保され、資産として残せる点も安心です。

 

戸建て住宅の種類とは?自分に合ったタイプを選ぼう

家を建てる・購入する際には、「どんな戸建て住宅を選ぶか」も大切なポイントです。代表的な2種類を紹介します。

注文住宅

土地を購入した上で、自分の希望に合わせて一から設計・建築するタイプです。間取りや内装、外観まで自由に設計できる一方、建築費用や打ち合わせの時間が多くかかる点も特徴です。

【注文住宅のメリット】

  • 自由な設計で理想を追求できる: 間取り、デザイン、設備、建材など、すべてを自由に選択し、自分たちのライフスタイルやこだわりを最大限に反映した家を建てられます。世界に一つだけのオリジナルの家を建てたい方に最適です。
  • 土地選びからじっくり検討できる: 家を建てる土地も自由に選ぶことができます。

【注文住宅のデメリット】

  • 費用が高くなる傾向がある: 設計の自由度が高い分、建材や設備にこだわると費用が高くなる傾向にあります。
  • 完成までに時間がかかる: 土地探しから設計、建築まで、一般的に1年以上の期間を要することが多く、すぐに入居したい場合には不向きです。
  • 打ち合わせの手間がかかる: 細部にわたって決めることが多いため、設計士や工務店との打ち合わせに多くの時間と労力が必要になります。人によっては負担に感じることもあるでしょう。

 

建売住宅(分譲住宅)

あらかじめ建築会社が土地付きで建てた住宅を販売するスタイル。間取りやデザインは決まっていますが、価格が比較的安く、購入までの期間も短いという大きなメリットがあります。

【分譲住宅のメリット】

  • 購入から入居までの期間が短い: すでに完成しているか、完成間近の物件が多いため、契約から比較的短期間で入居できます。急な転勤や家族構成の変化などで、すぐに新居に住みたい場合に非常に便利です。
  • 資金計画が立てやすい: 土地と建物がセットの価格として提示されているため、総額が明確で資金計画を立てやすいのが特徴です。追加費用が発生する心配が少なく、予算オーバーのリスクを抑えられます。
  • 実物を見て確認できる安心感: 完成している物件であれば、間取りや日当たり、周辺環境などを自分の目で見て確認できます。図面だけでは分かりにくいイメージも掴みやすく、入居後のギャップが少ないという安心感があります。
  • 手間がかからない: 設計や施工に関する打ち合わせなどが不要なため、家づくりの手間を省きたい方に適しています。

【分譲住宅のデメリット】

  • 間取りやデザインの自由度が低い: 基本的にすでに設計が決まっているため、間取りやデザイン、設備などを自由に選ぶことはできません。
  • 建築過程が見えにくい: 建築中に購入するケースを除き、完成後の物件を購入するため、建築過程を確認することはできません。
  • 似たような家が多い: 同じ分譲地内では、デザインや間取りが似たような家が多くなる傾向があります。オリジナリティのある家にしたい場合や、こだわった家にしたい場合は、不向きかもしれません。

 

注文住宅、建売住宅どちらにも良い点、悪い点があります。人によって重視するポイントが違うため、「どんな家に住みたいか」「家を買うまでの時間と費用はどれくらいかけられるか」など、納得できる方を選びましょう。まとめると、それぞれ下記のような方に向いています。

注文住宅:「家にこだわりたい」「理想の間取りを実現したい」「時間と予算に余裕がある」人

建売住宅:「コスパ重視」「すぐ住みたい」「手間をかけずに購入したい」人

ハウスメーカーによっては、注文住宅と建売住宅の良さを併せ持った、セミオーダー型の住宅を販売しているところもあります。デザイン性や機能性、予算も含めて、希望条件と比較してみてください。

 

戸建て・持ち家を選ぶ前に知っておきたい注意点

ここまで持ち家のメリットをご紹介しましたが、もちろんそれだけではありません。下記のようなデメリットもあります。両方を踏まえたうえで、自分にあった暮らし方を選択しましょう。

一度購入したら、移動が難しい

住宅購入は大きな買い物です。一度家を建てたら、「住みにくかったからすぐに引越し」というわけにはいかないでしょう。そこが、賃貸との大きな違いです。将来的に転勤や移住の可能性がある場合は、今後の生活を考えた上で、住む場所を決めると良いでしょう。

また、戸建ては広い土地が必要なため、駅から遠くなりやすい傾向があります。職場や学校からの距離や、スーパーや病院などの必要なものが生活圏内にあるか、治安は良いかを確認することが、長く住みやすい家を選ぶために重要なポイントです。

維持費・修繕費が自己負担になる

戸建ては共用部分がない分、修繕の判断・費用はすべて自己責任となります。マンションなどでかかる管理費や修繕積立金がないのは戸建てのメリットですが、その分、必要なコストは都度自分で用意しなければなりません。定期的な点検・メンテナンスが必要なため、計画的な貯蓄が重要です。

 

よくある質問

Q. 戸建てとマンション、どっちが将来的にお得?

  1. 長期的に見れば、持ち家である戸建ては資産として残るため、将来の住居費を抑えることが可能です。ローン完済後は住居費が不要になるため、老後の生活資金にも余裕が生まれます。一方、マンションは修繕積立金や管理費がかかり続けます。

Q. 住宅ローン控除ってなに?

  1. 住宅ローンを利用して持ち家を購入した場合に、一定の条件を満たせば所得税や住民税が控除される制度です。控除期間や控除額は法改正などで変わることがあるため、最新情報を確認しましょう。

Q. 戸建て住宅は防犯面で不安があるのでは?

  1. 確かに、侵入のリスクはゼロではありません。ただし、防犯カメラやスマートキー、面格子の設置などで対策が可能です。賃貸では、大規模な対策は管理会社やオーナーに相談が必要なこともありますが、持ち家であれば自由に防犯設備の設置・導入ができます。近年では、防犯性の高い建売住宅も増えています。

 

まとめ:憧れの戸建て・持ち家で、理想の暮らしを実現しましょう!

戸建てや持ち家には、賃貸にはない多くのメリットが存在します。マイホームの購入を考えることは、住みやすく・自分らしい理想的な暮らしの実現への大きな一歩となるでしょう。

しかし、家は一生に一度の大きな買い物です。メリットだけでなく、注意点もしっかりと理解した上で、ご自身のライフプランに合った「理想の家」を見つけることが大切です。

イーカムでは、高い機能性とデザイン性を兼ね備えた建売住宅・セミオーダーの自由設計住宅を販売しています。実際に購入された方のインタビューはこちらからご覧いただけます。

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