日々掃除をしているつもりでも、実は菌が繁殖していることもあります。
菌が繁殖すると空気中を舞い、風やウイルス感染の原因になってしまうことも。
除菌によって室内を清潔に保つことができるので、ぜひ除菌すべきポイントについて確認しておきましょう。
●キッチン
肉や魚などを調理したり、皿洗いをしたりと毎日使うキッチンは菌が繁殖しやすい場所です。
一見きれいに見えるようでも、実は見えない菌がうようよとしています。
そこで、キッチンではまな板や包丁などの調理器具、調理台、シンクごとに除菌を行いましょう。
まな板や包丁などの調理器具は、洗剤で洗った後にしっかりと水分をふき取ってキッチン用の除菌スプレーを吹きかけましょう。
濡れたままにしていると、菌が繁殖しやすくなります。
ポイントは、濡れたままにしないこと。
水がはねない場所でよく乾燥させてから保存してください。
●窓ガラス・窓枠
窓ガラス・窓枠は、結露などが溜まりやすく黒カビが発生しやすい場所です。
カビを放っておくと室内の空気中に舞ってしまい、身体にも良くありません。
窓枠の黒カビが溜まっていたら、すぐに除菌しましょう。
まず、家庭用の中性洗剤で窓ガスと窓枠に吹きかけます。
その後5分おき、濡れ雑巾でふき取りましょう。
ある程度カビが落ち、汚れも目立たなくなります。
次に塩素系除菌スプレーで窓枠など黒カビが気になる場所に吹きかけましょう。
15分経ったら濡れ雑巾やキッチンペーパーなどできれいにふき取ります。
なお、塩素系除菌スプレーは他の洗剤と混ぜないよう注意が必要です。
使用の際は、製品の説明をよく読んでお使いください。
●加湿空気清浄機
加湿空気清浄機は乾燥する季節になると、毎日稼働させている方も多いのではないでしょうか?
フィルターやタンクの水から菌が繁殖する可能性があるため、定期的なお手入れが必要です。
本体は電源プラグを抜き、フロントパネルを外して掃除しましょう。
水で薄めた中性洗剤を使うと汚れを落としやすくなります。
掃除のポイントは、柔らかい布を使うことです。固い布で拭くと傷付ける原因になります。
フィルターのホコリは掃除機などで吸い取りましょう。
その後、取り外して水洗いすることで、しつこい汚れを落とすことができます。
なお、フィルターの繊維は弱いため、強くこすりつけたり押したりしないようにしてください。