ホコリが舞わない・空気が乾燥しない・足元から心地よく温まるなどの理由で人気の床暖房。
寒さが苦手という方の中には、床暖房を導入するべきか、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、床暖房は実際のところどうなのか、メリットとデメリットをまとめてみました。
●床暖房のメリット(1)冷えやすい足元からしっかり温まる
床暖房はその名の通り、床から温まる暖房です。エアコンなどで部屋を温めると、温かい空気はどうしても上に行ってしまい足元はいつまでも冷たいということもあります。
その点、床暖房は裸足でも快適に過ごせるほど、床からポカポカと温まるのです。
●床暖房のメリット(2)熱くなりすぎないので安心。
電気ヒーターなどとは違い、床暖房は高音になりすぎることはありません。。
そのため、小さな子どもやペットなどがいるご家庭でも安心して使うことができます。
●床暖房のメリット(3)空気が乾燥しづらい
冬場にエアコンをガンガン効かせていると、空気が乾燥してツライと感じている方もいるのではないでしょうか。
その点、床暖房は風がでないため、空気が乾燥しづらくウイルス対策や乾燥肌対策にも役立ちます。
●床暖房のメリット(4)ホコリやダニが舞いにくい
風が出ない床暖房は、ホコリやダニを舞いあげることがなく、室内の空気をクリーンに保つことができます。
このようなメリットがあるなか、一方でデメリットはというと…
△床暖房のデメリット(1)初期費用がかかる
床暖房は床下に床暖房設備を設置しなければいけないため、エアコンやヒーターに比べて初期費用は高額に
また、設置工事も必要なため、時間とコストがかかります。
△床暖房のデメリット(2)立ち上がりが遅い
エアコンなどに比べて、床暖房はスイッチをつけてから温まるまでに、少し時間がかかります。
そのため、ヒーターなどと併用しているご家庭も多いようです。
△床暖房のデメリット(3)メンテナンスが大変
床暖房の寿命は30〜50年と言われ、ほぼメンテナンス不要と言われていますが、万が一、壊れてしまった時の修理が大変。
床を剥がしたりする必要も出てくるため、コストもかかってしまいます。
このように、床暖房にはメリット・デメリットの両方があります。
本当にご自宅に必要かどうか、設置前にしっかり家族で話し合いたいですね。