住宅購入を考えるタイミングとはどんな時でしょうか。
人によっていろいろなタイミングがあるでしょうが、なかでも多くの人が住宅購入や引っ越しを考えるのが、出産前後や子どもがまだ未就学児の時です。
これから子どもが学校に通い出して、地域と大きな関わりを持ちながら暮らしていくことを考えると、まだ動きやすい就学前はしっかりと環境を整えられる良い機会だと言えるでしょう。
でも、選ぶ時に悩んでしまうのが、“子育てしやすい環境”をどのように選べばいいかという点。
そこで、子育てしやすい街選びの際に役立つポイントをご紹介します!
1)保育園や小学校、中学校が近くにある
学校が遠いと、子どもの通学自体も大変になるうえ、送り迎えなどをする際に時間がかかってしまいます。また、共働き世帯の場合は保育園が近くにないと、出勤時が大変になってしまうため、出勤の際の動線を考えながら良い立地を選ぶと良いでしょう。
2)病院施設が近くにある・行きやすい
0歳から1歳にかけてはさまざまな予防接種を受けに通院をする必要があるため、通院に時間がかかるとそれだけで負担となります。また、子どもが夜中に急に熱を出した場合でも対応できる病院が周辺にあるかどうかを調べておくことも大切です。
3)子育てのコミュニティがある
地域や自治体によっては子育て支援施設や子育てサロンなど、子育て世代が利用する民間・公共施設が用意されています。また、イベントが活発な地域では、子どもたちが集まるお祭りやイベントなどが開催されることも。子育てに悩んだ時に力になってくれる存在が身近にいる、ということは、大きな心の支えになります。
4)治安が良く安心
小さな子どもにとってはもちろん、親が安心して暮らしいくためにも、治安が良いことはとても大切。その街の犯罪件数が少ない地域であることをチェックしたり、夜間の道に街頭がどのくらいついているのか、また車通りや人通りはどうなのか、しっかり事前に確認するようにしましょう。
5)買い物環境が充実している
生鮮食品など日用品を揃えるためには頻繁に買い物に行く必要がありますが、小さな子どもを連れての買い物は大変。そのため、徒歩圏内に気軽に行けるスーパーがあるかどうかは重要なポイントです。また、生鮮食品などの買い物以外にもショッピングモールや大きな商業施設があると便利です。
住宅を購入し、子どもが学校に通い始めると、環境を変えるのは大変になってしまうため、事前にしっかり環境をチェックして整えておきたいですね。