泥棒というのは、たまたま目についた家に侵入するのではありません。
何度も下見を重ね、「この家はいけそう」と思った場所に侵入してくるのです。
実際、一度空き巣に入られた家は何度も繰り返し被害に遭うこともあるのだそう。
それはつまり、複数の泥棒から“狙われやすい”と思われる特徴を備えているということ。
その特徴を払拭しない限り何度でも狙われる可能性はあります。
また、これから住む家も“狙われやすい”特徴を持っていたとしたら、いつかそのうち空き巣に入られてしまう可能性も…。
そうならないためにも、“狙われやすい”家の特徴を事前に知り、きちんと対策をするようにしましょう。
空き巣に狙われやすい家の特徴1)
施錠に無頓着
ちょっとそこまでゴミ出しに行くだけだから、と鍵を開けっぱなしで外出したりしていませんか?
実はこれは大きな間違い。
そのほんのちょっとの時間に空き巣は侵入してきます。
また、家にいるからと油断して別の部屋の窓を開けっ放しにしているのもNG。
泥棒はほんの数分あれば侵入して盗んでいきますから、「ちょっとだけだから大丈夫」という油断は禁物です。
空き巣に狙われやすい家の特徴2)
窓やバルコニーに侵入しやすい足場がある
一戸建てだけではなく共同住宅でも注意してほしいのが、窓などへ侵入しやすい足場があるかどうかということ。
さらに物が多く、死角があるところは泥棒の大好物です。
人通りが少ない、塀が高くて隠れやすい、植木に身を隠す場所がある、などのポイントがないかを徹底的にチェックしましょう。
見通しの良い家にすることが、防犯対策につながります。
空き巣に狙われやすい家の特徴3)。
留守宅だと一目でわかる家。
夜間でも電気がついていない、洗濯物が長時間干しっ放し、郵便受けに郵便物が溜まっているなど、留守にしていることがわかりやすい家は狙われます。
特に、夜間に電気がつかず侵入した後も外から見づらい家は格好の餌食です。
留守にすることは仕方ないですが、長期留守にする際などは雨戸を閉めるなどの対策を徹底することが大切です。
日中に人通りが少なくなる地域は特に狙われやすくなるため、より防犯の意識をしっかり持つようにしましょう。
地域の特性は帰ることはできませんが、自宅の設備は整えることができます。
何もしていない“防犯意識”の薄い家は特に狙われやすい傾向にあるため、「ウチはしっかり防犯対策をしている」と外に向けてアピールすることも大切です。