神奈川の不動産投資オススメエリア【横浜・川崎・湘南・相模原】

神奈川県は首都圏の中でも人口が多く、横浜・川崎といった大都市から湘南や相模原といった自然が魅力の地域まで、エリアごとに特性があります。その幅広さは、不動産投資においても、物件の選択肢がたくさんあるということです。
「どのエリアで収益物件を選べばよいか分からない」「選ぶ際のポイントを知りたい」という方に向けて、この記事では「神奈川の不動産投資オススメエリア」をテーマに、横浜・川崎・湘南・相模原といった代表的なエリアごとの特徴と、神奈川で収益物件を探す際のポイントを解説します。
神奈川の不動産投資はなぜ注目されている?
神奈川県の人口動態と住宅需要
神奈川県は、900万人以上の人口規模を誇り、転入数も多いです。人口の多さ・都心へのアクセスの良さ・リモートワークの普及による郊外の賃貸ニーズの高まりなどの要因から、神奈川県の賃貸需要は安定していると言えるでしょう。
出典:神奈川県の人口と世帯 令和7年8月1日現在 | 神奈川県ホームページ
神奈川県内各地で再開発が進んでいる
横浜みなとみらいや川崎駅周辺では大規模な再開発が進み、企業進出や商業施設拡充によって住宅需要も上昇傾向にあります。さらに、相模原市の橋本駅付近ではリニア中央新幹線駅の開通が予定されており、それに伴って周辺地域の開発が進む見込みです。
このように、県内の各エリアで再開発が進められており、周辺地域での賃貸需要も上がっていくことが見込まれています。
地価上昇に伴い、資産価値上昇が見込まれる
神奈川県は、ほぼ全域で地価が上昇しています。中でも、横浜駅・川崎駅・武蔵小杉駅などの主要駅エリアは特に地価が高く、資産としての価値も高いです。その分、物件取得にかかる費用も高額なため、資金計画をしっかりと立てる必要があります。
出典:土地代データ
横浜エリアの不動産投資
神奈川県の中心都市・横浜は、大型施設が充実しているだけでなく、都心へのアクセスの良さや、子育てしやすい環境も魅力的です。単身世帯からファミリー世帯まで人気のエリアです。
横浜中心部(みなとみらい・関内エリア)
横浜駅から関内・みなとみらいエリアは、オフィス需要・住宅需要の両方が高いエリアです。商業施設の充実や交通アクセスの良さ、利便性の高さから、単身者にもファミリー世帯にも人気です。再開発が続いているため資産価値も維持されやすく、運用していくうえで長期的な安心感もあります。
一方で、地価が高いため、物件取得にかかる費用が高く、利回りが低くなりやすい点は注意が必要です。
東横線沿線(日吉・菊名)
渋谷から横浜までをつなぐ東急東横線は、通勤・通学にも便利な路線。慶應義塾大学や神奈川大学などもあるため、学生にも人気です。代官山や自由が丘などのオシャレな街の駅も移動しやすいため、女性からも人気がある路線です。
ブルーライン沿線(あざみ野・センター南)
あざみ野駅から横浜を通り、藤沢市の湘南台駅までを通るブルーライン。
始発駅であるあざみ野駅は、ブルーライン線の他に東急田園都市線も通っており、都心方面へのアクセスも良好です。あざみ野駅から3駅目のセンター南駅は、ファミリー世帯が多く住むエリアです。充実した商業施設や公園もあるため、日々の買い物や子育てにも便利な地域。賃貸物件もファミリー向けの物件の需要が高いです。
川崎エリアの不動産投資
横浜と並んで注目されるのが、川崎エリア。東京都心へのアクセスの良さと、再開発による資産価値上昇が期待できるところが魅力です。
川崎駅周辺
川崎駅はJR南武線の始発駅で、他にJR東海道本線、JR京浜東北線が通る駅です。駅周辺は大型商業施設やオフィスが立ち並び、再開発が進んでいます。賃貸需要が高く、空室リスクは低めと言われています。地価が上昇傾向で、今後も安定した需要が見込まれます。
南武線沿線(武蔵小杉・溝の口・登戸)
川崎エリアから東京立川を結ぶ南武線。通勤に便利な武蔵小杉、武蔵溝ノ口、登戸といった駅周辺は、単身者に人気の居住エリアです。
特に武蔵小杉駅は、JR南武線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、東急東横線、東急目黒線が通るターミナル駅で、商業施設の開業やタワーマンション建設を経て、住みたい街として人気が高いエリアです。
湘南エリアの不動産投資
海沿いの湘南エリア(藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市)は、都心からは離れていますが神奈川県内で人気の高いエリアです。
ライフスタイルを重視する入居者に人気
鎌倉や江の島を始めとした観光地のイメージが強い湘南エリアですが、住む場所としても人気です。コロナ禍後のテレワーク需要により、都心から少し離れた自然豊かな場所で暮らしたい方や、マリンスポーツを楽しみたい方に人気です。
観光需要・リゾート需要
観光地としての需要とともに、リゾート地としての人気も高いエリアのため、短期賃貸や民泊、貸別荘といった形態の物件需要もあります。一般的な賃貸住宅とは異なる運用方法となるため、利用者のニーズと物件用途を見極め、運用計画を立てましょう。
相模原エリアの不動産投資
緑豊かでファミリー世帯にも人気の相模原市。橋本駅や相模大野駅といったターミナル駅は、駅周辺の商業施設も充実しており、自然と都市機能を両立したエリアです。相模原市は横浜・川崎と比べると地価が安く、物件取得費用を抑えやすい点も特徴です。
キャンパス周辺の学生需要
相模原市内には、青山学院大学や桜美林大学をはじめとした大学キャンパスが点在しており、学生向けのワンルーム・1K物件への投資が有効です。入居サイクルは短めですが、毎年学生が入学することで安定した需要が期待できます。
開発が進む橋本駅周辺
橋本駅は、JR横浜線・JR相模線・京王相模原線の3路線が通る、相模原市緑区の駅です。その橋本駅付近では、リニア中央新幹線の駅が開業予定。交通利便性が高くなることで、周辺地域の開発も進み、人口増加が予想されます。それを見越して、橋本エリアでの収益物件投資が注目されています。
神奈川で収益物件を探す際のポイント
神奈川で不動産投資を成功させるには、単に家賃相場や利回りを調べるだけでは不十分です。エリアに対するターゲット層と、求められる物件条件を見極める必要があります。
エリアごとの需要とターゲットを見極める
単身向け物件とファミリー向けの物件では、必要な間取りや設備が異なります。神奈川県内でも、エリアによってどんな層が住んでいるのかは地域差があります。学生が多いエリアならワンルームや1Kの物件、ファミリー向けなら2LDK以上の広い間取り、単身の社会人向けなら駅から徒歩圏内の立地など、エリアの需要とターゲットに合わせた物件選びが重要です。
賃貸需要が高いからこそ、入居希望者から選ばれる物件選びが重要
エリアに加えて気にするべきは、競合物件との差別化です。賃貸需要が高いということは、同じエリアで同じ入居者層をターゲットとする物件が多くあると考えられます。競合物件と比較された時に「選ばれる物件」であることが求められます。
入居希望者が見るポイントは、家賃の安さだけではありません。独立洗面台や風呂トイレ別、防犯面を意識したオートロックやカメラ付きインターホン、人気が高い宅配ボックスなど、設備面でも入居者が住みたくなる物件を持つことが、安定運用のために必要です。
将来の再開発計画を見越し、長期的な視点で収益物件を探す
ご紹介したように、横浜や川崎の再開発や、橋本駅周辺のリニア新幹線開通など、神奈川県内ではこれからも開発が進んでいく見込みです。今後の再開発情報は、人口増加や賃貸需要、ひいては投資計画に大きく影響します。長期的な運用による資産価値の向上を見据えて、収益物件を探しましょう。
まとめ|投資エリア選びは、投資成功の第一歩
「神奈川県での不動産投資」と一言で言っても、横浜・川崎・湘南・相模原といったエリアごとにそれぞれ特徴があります。都市型の横浜・川崎、海沿いで観光需要が高い湘南、今後の発展が期待される相模原など…家賃相場やターゲット層、将来の開発計画といった要素を総合的に判断し、自分の投資目的に合ったエリアを選びましょう。
投資エリア・物件選びには、その地域に対する理解と不動産経営の知識が必要です。「一人で情報を集め、精査するのが難しい」と感じる方は、収益物件を扱っている不動産会社に相談することも一つの手です。
イーカムは、神奈川・東京エリアを中心に、自社一貫体制による高品質な投資物件のご案内・購入後の管理サポートを行っております。不動産投資が初めての方も、専任スタッフが丁寧にサポートいたします。「不動産投資に興味はあるけれど不安や疑問がある」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
