3000万円台で叶う！通勤約40分で新築一戸建てが買えるエリア【神奈川・東京】

「通勤しやすいエリアでマイホームを手に入れたい！」と考えていませんか？しかし、都心近郊の地価や物価の高騰により、「予算内で買えるの？」と不安に感じる方も多いと思います。

この記事では、横浜・都内方面へ通勤約40分エリアかつ予算3000万円台で新築一戸建てが買えるオススメエリアと、予算内での購入を実現するためのポイントを紹介します。

通勤約40分エリアで予算3000万円台の新築一戸建ては本当に買える？

結論から言えば、「駅からの距離」「面積・間取り」「設備」にこだわりすぎなければ、通勤約40分エリアで予算内の一戸建てを見つけることは十分可能です。エリアの選定と条件の優先順位を整理することで、現実的な物件選びができます。

以下では、横浜・都心方面への通勤利便性を軸にしたオススメエリア10選と、物件探しのコツをご紹介します。

東京方面へ通勤約40分エリア！オススメ駅5選

東京都心は企業が多いため、都心方面に通勤する方も多いでしょう。都心部（新宿・渋谷など）へのアクセスが約40分で、比較的手の届きやすい物件が見つかるエリアを紹介します。
※2025年8月時点の情報で移動時間を算出しています。

西八王子駅（東京都八王子市／JR中央線）

JR中央線の西八王子駅は、新宿まで乗り換えなしで約40分。
アクセスの良さと、豊かな自然と落ち着いた住環境が魅力の街です。公園や広場が多くあり、子どもを連れて遊ぶのにもピッタリです。駅ビルや商店街もあるため、買い物にも困りません。
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西八王子駅の一戸建て

橋本駅（神奈川県相模原市緑区／JR横浜線・京王相模原線）

JR横浜線・京王相模原線が利用でき、新宿・横浜方面へ柔軟にアクセス可能。京王相模原線を使えば特急利用で新宿まで45〜50分程度。始発なので座っての通勤も可能です。横浜駅へもJR横浜線を使って45〜50分程度で行けます。町田駅・八王子駅にはどちらも10数分で行けるアクセスの良さが魅力です。
緑豊かな公園や広場が点在し、子どもたちがのびのびと遊べる環境が整っています。リニア中央新幹線の開業が予定されていることから、今後の発展も注目されています。
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橋本駅の一戸建て

東林間駅（神奈川県相模原市南区／小田急江ノ島線）

小田急江ノ島線の東林間駅は、小田原線と江ノ島線が分岐する相模大野駅の隣駅。相模大野駅で急行・快速急行に乗り換えると、新宿まで約45〜50分程度。渋谷に行く際は、隣の中央林間駅から東急田園都市線の始発を利用して行くこともできます（約60分）。
駅前の買い物施設が充実しているので日常的なショッピングに便利で、ファミリー世帯も多く住む住宅街です。
東林間駅の一戸建て

大和駅（神奈川県大和市／小田急江ノ島線・相鉄本線）

大和駅は小田急線江ノ島線と相鉄本線の2路線が通る駅です。小田急線では、快速急行利用で新宿まで45〜50分程度。横浜駅へは相鉄本線の特急を利用して約20分です。なお、相鉄線の西谷駅から相鉄・JR直通線を利用して渋谷まで一本で行くこともできます（約60分）。
ふれあいの森ややまと公園などの子どもたちが体を動かせる公園もあり、ファミリー世帯にもオススメのエリアです。
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東久留米駅（東京都東久留米市／西武池袋線）

池袋まで約20分、渋谷まで約40分と好アクセスの東久留米駅。
駅近くに保育所も複数あるため、共働きの方にもオススメです。駅から徒歩5分ほどのところに東久留米市役所があり、行政手続きにも便利。東京都内ながら自然を感じられる、穏やかなエリアです。
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横浜方面へ通勤約40分エリア！オススメ駅5選

横浜方面へのアクセスが良く、住みやすさと価格のバランスが取れている駅をピックアップしました。
※2025年8月時点の情報で移動時間を算出しています。

二宮駅（神奈川県中郡二宮町／JR東海道本線）

二宮駅からJR東海道本線を利用すると、横浜駅まで乗換なしで約40分。横浜以降も乗車し続けると、川崎・品川・新橋・東京といった都内方面まで向かうことができます。
海沿いの街でありながら、駅の反対側には吾妻山公園があり、箱根や富士山を眺めることができます。山にも海にも囲まれた、自然が豊かでのどかな雰囲気が魅力の街です。
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相原駅（東京都町田市／JR横浜線）

JR横浜線の相原駅は、橋本駅から一駅の、八王子寄りの駅で、横浜駅までは45〜50分程度です。橋本駅や八王子駅乗り換えで東京方面に行けるのも便利です。
駅の周辺にはアパートや住宅が広がっています。インターチェンジが近いため、車でのお出かけにも便利。JR相原駅エリアは法政大学多摩キャンパスや東京造形大学、東京家政学院大学などのキャンパスがあり、学生街としての一面もあります。
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相原駅の一戸建て

相模原駅（神奈川県相模原市中央区／JR横浜線）

相模原駅はJR横浜線の利用で横浜駅まで40〜45分程度。隣の橋本駅や町田駅乗り換えで、東京方面へのアクセスも便利です。
駅直結の駅ビルや大通りに面して商店があり、買い物スポットが充実しています。なお、北口にある米軍の相模総合補給廠が一部返還されたり、小田急多摩線の伸延も検討されるなど、これからの発展が楽しみな駅です。
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相模原駅の一戸建て

海老名駅（神奈川県海老名市／小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線）

小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線の3路線が乗り入れているターミナル駅。相鉄線の始発駅で、特急利用で横浜駅までは約30分です。新宿までは、小田急線の快速急行を利用すると45〜50分程度です。また、渋谷へも相鉄・JR直通線で約60分で行くことができます。
駅直結の商業施設も充実しており、生活利便性と通勤利便性が両立できます。子育て支援センターやこどもセンターがあり、子育て家族へのサポートも充実しています。
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寒川駅（神奈川県高座郡寒川町／JR相模線）

寒川駅からは、茅ヶ崎駅での乗り換え1回で横浜駅まで約40分。
住宅地が中心の、静かでゆったりとした街です。インターチェンジが近くにあるので、車でのお出かけに便利。治安も良いエリアなので、自然に囲まれてのびのびと子育てしたいファミリーにオススメです。
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寒川駅の一戸建て

その他の“オススメ穴場”駅

西谷駅（神奈川県横浜市保土ケ谷区／相鉄本線）

西谷駅は、相鉄本線の各駅停車の始発駅です。当駅始発で、終点の横浜駅まで約20分で通勤できます。
また、隣駅の羽沢横浜国大駅は2019年に開業した新駅で、相鉄・東急直通線利用で新横浜まで1駅、相鉄・JR直通線利用で新宿・渋谷方面へも1本で移動できます。

南町田グランベリーパーク駅（東京都町田市／東急田園都市線）

もともと南町田駅だったところ、2019年南町田グランベリーパーク駅に改名されました。東急田園都市線の駅で、渋谷まで乗り換え無しで約30分強。
同名の商業施設に直結しており、施設内はアウトレットや映画館、広場、クリニックなどがあります。ファミリーでものびのび楽しめる施設です。
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さがみ野駅（神奈川県海老名市／相鉄本線）

さがみ野駅は相鉄本線の駅で、大和駅の2つ隣。快速利用で横浜駅まで約30分、海老名へも2駅とアクセスの良さが魅力です。
駅前は静かで落ち着いた雰囲気。買い物環境も充実しており、コストコが駅から徒歩圏内、車利用でイオンモール座間にもアクセスしやすいです。大和市と比べると物件価格も手頃です。
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さがみ野駅の一戸建て

「通勤に便利」＋「予算内」物件を見つけるためのコツと注意点

「通勤約40分エリア」と「予算3000万円台」。この2つの条件を満たす新築一戸建てを探すには、すべての条件を完璧に満たすのは難しいのが現実です。

大切なのは、自分にとって本当に必要な条件と、譲れる条件の線引きをすること。ここでは、通勤と価格のバランスを取りながら理想の住まいを見つけるための、視点と工夫を紹介します。

「駅近」って本当に必要？利便性と価格のバランス

「駅近」は理想ですが、土地価格に大きく影響するため、基本的に駅から近いほど価格は上がりやすいです。そのため、予算内を優先するのであれば、徒歩15分〜20分圏内まで選択肢を広げると価格が下がる場合もあります。自転車利用や、駅からのバス便が豊富なエリアならバス利用も考慮すれば、より現実的な価格帯の物件が増えます。

また、ファミリー世帯であれば、家の周辺環境も気になるところ。必ずしも駅近にこだわるのではなく、治安の良さや近くに幼稚園や学校、公園があることも条件に挙がるでしょう。駅近にこだわりすぎない選択も視野に入れましょう。

土地面積・間取り・設備、妥協するならどこ？

予算内での新築一戸建て探しにおいて、「すべて理想通り」の物件に出会うのは非常に困難です。だからこそ、優先順位を明確にして、妥協できるポイントを見極めることが重要です。

■ 土地面積

広いお家や庭付きが理想でも、土地価格が高い都市近郊でそれを叶えるのは難しい場合があります。20〜25坪でも、間取りや工夫次第で快適な住まいは十分実現可能です。狭小住宅を見学するなど、実際に家を見るとイメージが湧きやすいかもしれません。

■ 間取り

「4LDKが絶対」などという考えにとらわれず、3LDK＋S（納戸）や、子どもが大きくなったら家具で部屋を分けるなど、ライフスタイルに合った設計を優先しましょう。

■ 設備

食洗機・浴室乾燥・床暖房などの便利な設備は魅力的ですが、あとからの追加や代替が可能な設備は後回しにして、必要十分な設備を整えましょう。

3つの条件について紹介しました。もちろん人によって重視するポイントは異なります。せっかく家を買うのですから、妥協ばかりしていては後悔するかもしれません。大切なのは、優先順位をつけることです。「ここは絶対に譲れない」というポイントはしっかり守りつつ、住みながら手を加えられる部分や、生活で工夫ができるところは折り合いをつけることで、予算内での購入が現実的になります。

通勤圏×3000万円台を実現するには「土地＋建物」のバランスが鍵

注文住宅・分譲住宅・セミオーダー住宅の違い

「家を建てる」となったら、イメージするのは注文住宅ではないでしょうか？注文住宅は、土地を買い、そこに建てる家をオリジナルで考えることができる住宅です。内装や設備をこだわることができ、「我が家だけのオリジナルの家」を建てられるのが魅力です。しかし、高額になりやすいのがネックです。

分譲住宅（建売住宅）は、土地と建物がセットで販売されており、価格が明瞭で予算の立てやすさが特徴です。さらに、一括仕入れ・大量発注などの工夫によって建設コストが抑えられており、同じ広さ・仕様でも、注文住宅より安く購入しやすいです。

一方、セミオーダー住宅は、外観・間取り・設備など一部の選択肢を自由に決められるスタイル。価格と自由度のバランスが取れており、注文住宅と建売住宅のいいとこ取りのような方法です。

このように、同じエリアでも、建築方法を選択することでトータルの費用を抑えることも可能です。

希望エリア＋予算内での新築一戸建てなら、分譲住宅がオススメ

「このエリアで家を持ちたい」「でも予算は3000万円台に収めたい」そんな方にオススメなのが分譲住宅です。

注文住宅はこだわりが詰め込める反面、建物価格だけで予算の多くを使ってしまいがち。一方、分譲住宅なら土地と建物をセットで購入でき、全体のコスト管理がしやすいという大きなメリットがあります。

また、分譲住宅はすでに建設済みの物件もあり、即入居できることも多いため、家探しに時間的余裕がない方にも向いています。

昨今の分譲住宅は、標準仕様が高性能・高デザインのものが増えており、良い物件を予算内で手に入れやすくなっています。ぜひ、家選びの選択肢に入れてみてください。

まとめ｜優先順位をつけることで、通勤圏の新築一戸建てを手に入れよう！

電車通勤の方にとって、毎日の通勤のしやすさは生活の質に直結します。「そろそろマイホームが欲しいけど、通勤が大変になるのはちょっと…」と思うのは当然です。

通勤約40分エリアで予算3000万円台の新築一戸建てを購入するのは、決して不可能ではありません。ただし、東京都や神奈川県の都市部に近いエリアは、どうしても地価が高くなりがちです。「駅近」「面積」「設備」などの条件は優先順位をつけ、エリア・物件タイプ・ライフスタイルのバランスを見極める必要があります。

今回ご紹介したようなオススメエリアと、家を選ぶときの優先順位の明確化によって、通勤利便性を保ちながら予算内での新築一戸建ての夢を叶えましょう。

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