住宅コラム

新築一戸建てを検討し始めた方へ!購入前に必ず確認すべき5つのポイント

住宅購入コラム
2025.10.09
家選び

「そろそろ賃貸をやめて、マイホームを持ちたい」「神奈川や東京で新築一戸建てを買いたい」「でも、何から始めたらいいの?」

人生で最も大きな買い物とも言われる住宅購入は、土地選びや建物仕様、資金計画など、購入までのステップがたくさんあります。そのため、知っておかないと後悔してしまうポイントがいくつかあります。

この記事では、「購入前に必ず押さえるべき5つのポイント」をご紹介します。新築一戸建ての購入を考え始めた方はぜひ最後までご覧ください。

1. 住宅の種類を知る

住宅購入を考え始めたときにまず押さえておきたいのが、「住宅の種類」です。新築一戸建てには、一般的なもので「注文住宅」「分譲住宅」「セミオーダー住宅」の3つの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分のライフスタイルや予算に合う選択肢を知ることが重要です。

注文住宅と分譲住宅、セミオーダー住宅の違い

  • 注文住宅:土地を購入し、ゼロから設計して建てるスタイル。すでに土地を取得している方や、オリジナリティのある家づくりをしたい方にオススメです。自由度が高い反面、設計期間や建築コストがかかります。
  • 分譲住宅:不動産会社などが広い土地を区画に分割(分譲)し、その土地に住宅を建築して販売するスタイル。土地代+建物代で販売されているため価格が明確で、入居までの期間が短いのが特徴です。あらかじめ建てられた建売住宅を購入する場合と、これから建てる段階で販売されている場合があります。
  • セミオーダー住宅:分譲住宅と注文住宅の中間。基本プランは決まっているものの、間取りや内装をある程度変更可能。コストを抑えつつ、自分らしさを取り入れたい方向け。

2. 土地選びのポイントを知る

家を建てても、立地が悪ければ暮らしの満足度は下がります。神奈川や東京では地域によって地価や生活環境に大きな差があるため、同じ新築一戸建てでも立地によって価格・利便性が大きく異なります。

立地の判断基準

  • 交通アクセス:駅から家まで何分か、最寄り駅は通勤・通学に便利な路線か。
  • 生活利便性:近くにスーパー・病院・学校があり、生活しやすいか。特に、子どもの学区がどこで、家から学校までが通いやすいかは重視されます。
  • 地価と面積:関東圏、特に東京・神奈川では、エリアによって地価が大幅に変わります。都市部は利便性が高い分価格が高くなりやすく、郊外は比較的価格が抑えめで広さを確保しやすい点が特徴。
  • エリア特性:自然が多くのんびり暮らしやすい街、交通利便性が高い都市部の街、ファミリー層が多く治安の良い街など、エリアによって特性はさまざまです。自分にとって住みやすいエリアを選びましょう。
  • ハザードマップ:地盤の強さや浸水の危険性など、自然災害が起きた際に安全なエリアか。長く住むことを考えた際に重要な視点です。

価格だけでなく、生活のしやすさを総合的に判断して選ぶことが大切です。住みたいエリアを見つけたら実際にその街を訪れてみると、住んだあとの生活がイメージしやすいでしょう。

イーカムがご紹介する「住みたい街情報」

3. 建物仕様・間取りの考え方

新築一戸建ての魅力の一つは、「間取りや仕様を自分たちのライフスタイルに合わせられること」です。特にファミリー世帯にとっては、子どもの成長や将来の暮らしを見据えて考えることがポイントです。

ファミリー層に人気の間取りとは?

  • LDKの一体空間:家族で時間を共有しやすいオープンなリビング。リビングを経由して2階に上がる動線にすると、家族で顔を合わせる機会が増えるでしょう。
  • 子ども部屋:子どもが複数人いる場合は、最初から部屋数を分けておいたり、大きな部屋を成長に合わせて2部屋に間仕切りしたりと工夫ができます。
  • 対面キッチン:子どもの様子を見ながら料理が可能です。
  • 十分な収納スペース:荷物が増えがちなファミリーにとって嬉しい、ウォークインクローゼットやパントリーなどの収納スペースが人気。
  • ワークスペース:テレワークで仕事をする方が増え、需要が高まっています。背景の映り込みや、家族の生活音などが気になりにくい配置だと便利です。

間取りは「今」と「10年後」両方の生活を想像して選ぶことが、長く暮らしやすい家にするポイントです。

4. 税金・諸費用の基礎知識

家の購入にかかる費用は、土地代+建物代だけではありません。新築一戸建て購入には、税金や諸費用が必ず発生します。物件価格だけを見ていると、思わぬ出費に驚くことも。事前にどんな費用がかかるのかを把握しておき、余裕を持った資金計画を立てましょう。

購入時にかかる税金・諸費用

新築一戸建てを購入する際には、物件価格以外にも諸費用がかかります。諸費用には、主に以下のものが含まれます。

  • 印紙代:契約書に貼る印紙の費用、物件価格に応じて1万円または3万円
  • 表示登記料:土地や建物について一番初めに行う登記
  • 登記費用:不動産の所有権や抵当権の登記にかかる費用
  • 住宅ローン関連費用:ローンを組む際にかかる保証料や事務手数料
  • 火災保険料:建物を守るための保険料
  • 固定資産税・都市計画税清算金:所有日数に応じて買主が売主へ支払う費用
  • 事務代行手数料:契約手続きを不動産会社に依頼した際の費用
  • 振込手数料:銀行への振込時に発生する費用
  • 仲介手数料:不動産会社が仲介する場合にかかる費用 ※売主が直接販売する場合は不要

諸費用の目安は、一般的に物件価格の8〜10%程度(仲介手数料込み)です。

5. 資金計画と予算の立て方

住宅購入で悩みやすいのが「いくらまでなら買えるか?」という資金計画の立て方です。収入と生活費などの支出とのバランスを考えた、現実的な予算設定が必要です。

ローンの組み方と自己資金

ほとんどの方が、住宅ローンを組んで一戸建てを購入すると思います。その際の目安となる金額をご紹介します。

【住宅ローンの借入額上限(目安)】
年収の7倍~9倍程度
※会社員勤続3年以上、既婚、45歳未満の場合

【頭金(目安)】
物件価格の10%〜20%程度

ローンシミュレーション例

ここでは、住宅ローンを借りる場合の資金シミュレーション例をご紹介します。
実際の金額は、その人の資金状況や金利、金融機関によっても変わるため、モデルケースとしてご覧ください。

【例】
[物件価格]3500万円+[諸費用]180万円−[自己資金]380万円=[住宅ローン]3300万円

【月々のお支払い】
※金利0.675%、ローン期間35年の場合
月々のお支払いは、8.8万円

現在の家賃や、今後の教育費・生活費を踏まえて、月々のローン返済がどのくらいなら返済が可能かを具体的な数値で出してみると、イメージがしやすくなるかもしれません。

Tips:賃貸と持ち家、どちらがいいの?

「賃貸のままでいいのか、マイホームを購入すべきか」は、多くの方が悩むテーマです。コストや将来の生活を考え、あなたに合っている方を選びましょう。

賃貸と購入のコスト比較

  • 賃貸:初期費用は安いが、毎月の家賃を支払う。
  • 持ち家:初期費用やローン返済があるが、最終的には家が自分の資産になる。

長期的に見ると、持ち家なら毎月の支払い額が同じでも持ち家は「残る」という点が大きな違いです。ファミリー世帯が一戸建てを購入すると、賃貸よりも子育てに適した住環境を整えやすい点がメリットです。一方で、一度購入すると転勤やライフスタイルの変化に柔軟に対応しづらい点はデメリットと言えるでしょう。今後のライフプランを見据えて判断することが大切です。

東京・神奈川の分譲住宅なら|イーカムの新築一戸建てをご紹介

イーカムが神奈川・東京で展開する分譲住宅「ガルボシティー」についてご紹介します。

【新築分譲住宅】ガルボシティー

南欧風、ナチュラル、シンプルモダンなどの魅力的な外観と、ワンランク上の設備・仕様を備えたこだわりの住宅。収納やセキュリティ・耐震面でも充実した設備・仕様を標準装備しています。分譲住宅とはいえ、一棟一棟考え抜かれた間取りとカラーコーディネートで、家族の笑顔があふれる住宅をご案内します。
▶ガルボシティーの施工例はこちら

分譲住宅の他にも、セレクト型のセミオーダー住宅「自由設計の家」も展開しております。完全注文住宅のような自由度と、セミオーダーならではの手軽さを融合した、新しい住まいづくりのスタイルです。規格プランを選んで組み合わせるだけで、理想の家が完成。コストを抑えつつ、柔軟な設計で理想の暮らしを形にします。
▶自由設計の家についてはこちら

イーカムは、土地の仕入れから設計、造成、施工、販売、アフターサービスまで、すべて自社で一貫して手掛けています。この体制だからこそ、デザイン性が高く充実した設備の住宅を、お求めやすい価格で提供できるのです。

イーカムの家づくりについて

まとめ|新築一戸建て購入で失敗しないために

新築一戸建ての購入は、多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。特に神奈川や東京のようにエリアごとの価格差や土地事情の違いが大きい地域では、しっかりと情報収集したうえでの土地選び・家探しが重要です。土地・建物・資金の3つの要素を総合的に考え、自分に合った選択をしましょう。
「立地の良さ」だけに目を向けても、建物性能や資金計画がおろそかになれば生活は不安定になりかねません。逆に、仕様や価格だけで判断してしまうと、交通利便性や住みやすさを損なう可能性もあります。つまり、バランスを保ちながら納得できる条件を探すことが重要です。
ぜひ今回の記事で紹介したポイントを参考にしながら、自分たちのライフスタイルや将来設計に合ったベストな住まいを見つけてください。そして、納得感を持って新築一戸建てを購入し、長く快適に暮らせる住まいを手に入れていただければ幸いです。

イーカムでは、東京・神奈川を中心に南欧風の分譲住宅「ガルボシティー」・自由設計の家をご用意しています。機能的設備の標準装備、上質なデザインを、自社一貫体制によるお求めやすい価格でご提供。3000万円台で手が届く物件もご用意しています。

  • ・3000万円~3500万円の一戸建てのお取り扱い物件検索はこちら
  • ・実際にイーカムで購入された「お客様の声」はこちら
  • ・「イーカムではどんなお家が買えるの?」施工事例をぜひご覧ください!
イーカム分譲住宅編集部

イーカム分譲住宅編集部

不動産や建築の専門知識を持つスタッフが集まり、神奈川・東京の住まいを見つめてきました。暮らしに役立つ住まいの知識や、地域ならではの情報を、身近な視点で発信していきます。

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