LIFE PICK UP住宅購⼊コラム
2020.09.29

子どもの成長とともに変わる住まい

まずは地域の状況を
しっかりチェック

子どもの成長とともに、暮らし方は変化していきます。
一時も目が離せない乳児期はリビングで親子揃って快適に暮らせる空間が必要です。
そして、小学校に通い出しても低学年の間はまだ自分一人でできないことも多いため、子どもの動きにしっかりと目を配れるような設計にしておかなければなりません。
さらに成長して中学生くらいになるとプライベート空間を重視し始め、生活動線も変わってくるでしょう。

収納ひとつとっても、小さな子どもの頃は洋服やおもちゃ程度で良かったものが、成長に合わせて洋服のサイズも大きくなり、持ち物もおもちゃから書籍や趣味の道具などに変化していきます。
そのため、長く使う収納棚などは棚板の数や位置を自由に変えることができる方が好ましいでしょう。

これから住宅を購入する際は、子どもの成長を見据えたポイントもチェックしておくと良いかもしれません。
例えば、

●玄関にシューズクローク(シューズインクローゼット)
そこそこ大きなものでも収納できるシューズクロークは、赤ちゃんの時から子供が成長するにつれ、ベビーカーや三輪車、趣味やスポーツの道具など様々な収納に役立ちます。

●成長に合わせて部屋数を変える
4.5帖、4.5帖が引き戸でつながっているような間取りであれば、成長に合わせてつなげて使ったり、仕切ってそれぞれを子ども部屋として活用するなどの方法も。主寝室の広さを寝室とこども部屋が確保できる大きな空間で確保しておき、必要になったタイミングで間仕切りを設置して切り分けるなどの方法も考えられます。

●部屋の用途を変える
5LDKなど、そもそもの部屋数を多く設定して、子どもが小さいころは一部屋を収納に、受験生になってきたら勉強部屋として、など部屋の使い方を家族のステージに合わせて設定しなおすと、定期的な部屋の整理にもなり、限られた空間を有効に使うことができます。

子どもの成長はもちろん、家族のライフステージが変わると暮らし方も変わるということを考えなければなりません。今、快適に暮らせることを重視しながら、将来的にどのように変わっていくのか。
様々な事例を見たり、親など身近な人からの経験談を聞いて、あらかじめ準備してくと良いでしょう。

子ども部屋っていつから必要?

子どもがいると、あらかじめ子ども部屋を用意している家庭も多いですが、子ども部屋は一体いつくらいから必要になるのでしょうか。
こどもが小さいうちは、親の目が届く範囲で過ごさせることが安全面を考えても安心です
。寝るのも親の目が届くリビングとなると、小さい頃は子ども部屋を使うタイミングはほとんどないと言っても良いでしょう。

小学生になると徐々に自分の部屋を持つ子も増えてきますが、東京ガスのアンケート調査によると、
「ひとりになれる場所がある」
「親に見られずに好きなことができる」
という子ども部屋のメリットを感じる回答は中学生から急増。
遅くとも中学生くらいからは自室がある方が、子どもにとっても良いのかもしれませんね。

子どもが巣立っていった後は
リフォームという選択肢もアリ?

子どもの成長とともに部屋の間仕切りなどを上手に使って、部屋の使い方を変えていくとより暮らしやすくなりますが、ここで行うのはあくまでも“今あるもの”を上手に使った空間の使い方。

しかし、将来的に子どもが巣立っていった時はどうしましょう。
もちろん、ここでも間仕切りを取り去る方法などでの空間を変更していくことも可能なのですが、思い切ってリフォームという選択肢を選んでみるのもいいかもしれません。

子どもが生まれて巣立っていくまで、約20〜30年。
そろそろ水回りも取り替え時ですし、ある意味、リフォームするタイミングとしてはピッタリと言えます。
子ども部屋だったところをリビングをつなげて、ゆったりと広いくつろぎ空間を作ったり、趣味の空間を作ったり、キッチンを一新したり。夫婦の老後を見据えての住まいに変更していくのも良いかもしれません。
リフォームに興味をお持ちの方は、お気軽にイーカムまでお問い合わせください。

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